株式会社ビジネス・アソシエイツ

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受託開発とパッケージ開発

この会社には、Plaza-i というユニークな業務パッケージがある。

業務パッケージとは在庫管理、売上管理、会計業務(簿記・財務諸表)などに利用される汎用ソフトのことである。

一般にソフト開発には特定の顧客企業の注文通り(=オーダーメード)にシステムを作る受託開発と、幅広い企業に対応し比較的短期間・低コストで導入できる汎用ソフト(=レディーメード)を開発するパッケージ開発がある。

またパッケージは、小規模のユーザを対象とするPCパッケージから、大企業ユーザをターゲットとするERPソフトまでかなり幅がある。


注) ERPソフト=Enterprise Resource Planning つまり企業資源の最適化を目的に優良企業のベストプラクティスを盛り込んだ統合経営管理パッケージソフト。 


Plaza-i は中堅・中小企業向けERPパッケージ

さて、ビジネス・アソシエイツのPlaza-i は、小規模な外資系企業から社員数百名の中堅企業までをカバーするいわゆるミッドレンジのERPソフト であり、会計、債権、債務、固定資産、手形、為替予約、経費精算、販売、物流、在庫、購買、POS、プロジェクト、顧客といった 業務パッケージとしての必要なラインアップを取り揃えたシステムである。

つまり公認会計士が得意とする会計分野だけでなく、営業業務、倉庫物流業務といった基幹業務までを包含するパッケージを自社で開発・販売しているわけである。

この会社は社員五十名程の小規模なソフトウェア会社であるが、これだけのラインアップを揃えていることは驚嘆に値する。 創業者の公認会計士の力無くしては到底なしえなかったことなのだろう。 また1987年の設立以来、10年近くかかってため込んだノウハウをパッケージに注ぎ込んだ成果でもあるという。

Plaza-i はバイリンガル・多通貨でユニーク

またこのPlaza-i は、バイリンガルで多通貨という非常にユニークな特徴を持っている。さすがに10年近く外資系会計事務所で公認会計士としての経験を積み、海外などでもシステム業務に携わってきた齋藤社長が設立した会社だけのことはある。

このためPlaza-i はビッグ4(KPMG,EY,PWC,DTT)をはじめ、400社以上の外資系企業、また海外進出する大企業で使われている。Plaza-i の外資系企業におけるシェアはかなり高いとのこと。

Plaza-i = Plaza (小規模PC)+ ICAT(中規模)

このPlaza-i というシステムは2つのルーツを持っている。 一つはその名前の由来でもあるPlazaという外資系企業向けの小規模パッケージ、 もう一つはビジネス・アソシエイツが日本の中堅企業向けに開発してきたERPパッケージであるICATである。

外資系企業は国際的には有名企業であるが、日本では比較的規模が小さい会社が多い。そのためPlazaはバイリンガルという最大の売りだけでなく、使いやすいという特徴を持っていた。

一方ICATは、中堅以上の企業で要求される承認、職務の分離等の内部統制に対応したメニュー構成、大量データに対するパフォーマンスの確保といった中規模以上の会社向けソフト、つまり、ERPパッケージとしての特徴を持っていた。

Plaza-i は、ICATを土台にPlazaのいいところを取り入れて出来上がったハイブリッド・ソフトである。

小規模のよさと、大規模でのチャレンジ

あらたにこの業界に入ろうとする皆さんから見たとき、Plaza-i がターゲットとするビジネスエリアは2つある。外資系企業と日本の中堅企業である。

この2つを比較すると、この会社のビジネスとしての安定性、成長性が見えてくる。 すなわち、外資系企業は比較的小規模であるため、導入しやすい、学びやすい、つまり新入社員にとっては短期間のうちに学習しかつ責任のある仕事が任せられるという特徴を持っている。

一方、中堅企業は、さらに自分が成長していこうという過程において、より大規模なプロジェクトにおけるリーダーとしてビジネスIT社会を動かしていけるという大きな魅力がある。

Plaza-i 無しではお客様は生きていけない

この中堅企業の基幹ビジネス、また会計システムのみであっても例えば上場企業の会計システムとしてPlaza-i は利用されている (ユーザリストを参照してほしい)。 ビジネスエリアも当然広い。

これらのお客様において、Plaza-i が止まれば、お客様はビジネスを継続することができない。ここが厳しいと同時にやりがいがあるところなのである。 万が一トラブルがあった時は、お客様のビジネスを止めないように、徹夜をしてもシステム修正、復旧、サポートをしなければならない。 しかし、同時に、自分が作ったシステムが、お客様のビジネスを動かしているんだ、という大きな満足感を得ることができるのである。

止める止めないというレベルでなくてもよい。例えば、100人で使っている大規模会計システムがある。少人数では問題なく動く。 しかし、100人で動かすと遅くなる。パフォーマンスの問題である。しかし、これをプログラムに工夫を加えることにより、 早くすることができる。自分のアイディアと努力で100人が喜んでくれる。感謝してくれる。これがビジネスに感動を呼ぶ。

自社開発、自社内勤務、エンドユーザと直接取引

これまで説明した通り、ビジネス・アソシエイツは自社パッケージを持っており、勤務場所は自社内。エンドユーザと直接取引をしている。           
これらが当たり前のことと思う人がいるかもしれないが、一般的に、特に中小のシステム会社は大手の下請けであったり、下請けでない場合も、派遣や客先常駐が少なくない。
          
下請けであれば、エンドユーザの顔が見えず、システム全体の中の一部分だけを担当することもあり、自分たちの作ったシステムがどう使われているのかが分からない。また自分の工夫やアイディアを活かした物作りをすることは難しい。

派遣や客先常駐は、基本的に客先と自宅の往復の繰り返しで、会社に顔を出すのは月に1回だけということがままある。           
こうなると自分たちの会社と感じることができず、社員同士の仲間意識も薄れがちである。物事を達成したときの喜びも失われてしまう。

エンドユーザがお客様である、大きな会社の基幹ビジネスで自分たちが作ったシステムが使われている、責任は直接自分たちにある、 しかし、自社の仲間達と開発している、お客様の反応がダイレクトに返ってくる、達成の喜びを仲間と味わうことができる。

これが、他の小規模なシステム会社とは違う、ビジネス・アソシエイツで働く醍醐味であることが分かってもらえただろうか?

もの作りの喜びを味わえる

また当然、自社パッケージ=自社製品を持っているということは、物作りの喜びを味わえるという大切な意味がある。やはり自分たちで作った物を、自分たちが売るということは、幸せなことであり、素晴らしいことなのだ。

一方、ラインアップが揃っているとは言っても、パッケージソフトウェアは常に進化し続けなければならない。 より高機能、高品質、使いやすい、喜んでもらえるソフトウェアを開発していかなければならない。

このことは、新しい物をデザインし、作り上げる、つまり、デザイナー、クリエーターとしての才能が求められるシーンがあることを意味する。 実際、この会社は、次に述べるようにコンサルティング指向であるだけでなく、物作りを大切にする面も大いに持ち合わせており、 例えばプログラミング・SE指向の人たちも多い。

創業者の齋藤毅は言う。「自分の作ったものが使ってもらえ、いいですねぇと言ってもらえる。これは、本当に嬉しいよ。それでお金がもらえるのだから、やっぱりシステム開発というか、物作りはいい仕事だよね。」


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